ご案内文書に記載されている情報は、医療機関様で表示が異なる場合がありますので、ご了承いただきたく存じます。
対応内容一覧
背景となる改定内容
療養病棟入院料1,2が「疾患・状態に係る医療区分」3つ、「処置等に係
る医療区分」3つ、およびADL区分3つに基づく27分類、およびスモンに関する3分類の合計30分類の評価に見直されたことに伴う、生活療養標準負担額・環境療養標準負担額の自動算定を対応いたしました。
注意事項
生活療養標準負担額・環境療養標準負担額の「医療区分2・3に該当する場合」は、「疾患・状態に係る医療区分」「処置等に係る医療区分」のいずれかが医療区分が2または3に該当した場合に自動算定します。
1. 療養病棟入院基本料の改定に伴う生活療養標準負担額の自動算定に対応
- 2024年6月診療分以降、改定後の療養病棟入院基本料(30分類)に対応して、生活療養標準負担額の自動算定を行います。
- 算定事例① 2024年6月1日に、65歳以上の患者(所得区分Ⅱ)が療養病棟入院料1の届出をしている病棟に入院している場合で、「疾患・状態に係る医療区分」が医療区分2であったとき
- 「生活療養食事療養標準負担額(医療区分2・3)(低2・90日以下)」を自動算定します。
- 上図では表示されていませんが、医療区分評価画面およびADL評価画面で入力された内容をコメントとして、療養病棟入院基本料と同算定単位内に自動算定します。(既存と同様の動作となります。)
- 2024年5月診療分以前は、改定前の療養病棟入院基本料(9分類)に対応した生活療養標準負担額をこれまで通り自動算定します。
2. 療養病棟入院基本料の改定に伴う生活療養標準負担額の自動算定に対応
- 2024年6月診療分以降、改定後の療養病棟入院基本料(30分類)に対応して、環境療養標準負担額の自動算定を行います。
- 算定事例② 2024年6月1日に、65歳以上の患者が療養病棟入院料1の届出をしている病棟に入院している場合で、「処置等に係る医療区分」が医療区分3であったとき
- 「生活・環境負担額(医療区分2・3)」を自動算定します。
- 上図では表示されていませんが、医療区分評価画面およびADL評価画面で入力された内容をコメントとして、療養病棟入院基本料と同算定単位内に自動算定します。(既存と同様の動作となります。)
- 2024年5月診療分以前は、改定前の療養病棟入院基本料(9分類)に対応した環境療養標準負担額をこれまで通り自動算定します。
関連のリリースノートについて
- 医療区分評価画面の改定対応については「【令和6年度改定】[2024/05/20] 【入院】療養病棟の医療区分・ADL区分等に係る評価票(別紙8の2)の入力に対応しました!!」をご参照ください。
- 療養病棟入院基本料の自動算定動作については「【令和6年度改定】[2024/05/20] 【入院】医療区分・ADL区分等に係る評価票(別紙8の2)による療養病棟入院基本料の自動算定に対応いたしました!!」をご参照ください。