ご案内文書に記載されている情報は、医療機関様で表示が異なる場合がありますので、ご了承いただきたく存じます。
改善内容一覧
1.「透視」のオーダー作成に対応
照射オーダーのモダリティ種別に「透視」を追加するには設定が必要です。
詳細につきましては、担当者までお問い合わせください。
- 照射オーダーの作成時に、モダリティ欄で「透視」が選択できるようになりました。
- モダリティ種別で「透視」を選択した場合、内容には「部位」「撮影条件」「補足」の入力内容が可能です。
- 側性を持つ部位を選択すると側性の選択肢が表示され、側性情報を設定することも可能です。
- オーダー一覧、オーダー詳細確認画面、外来カルテ画面、照射録のそれぞれで「透視」オーダーであることを確認できます。
- オーダー一覧
- オーダー詳細確認画面
- 外来カルテ画面
- 照射録
- オーダーの作成、編集、複製、削除操作は、他のモダリティ種別を選択した場合と同様です。詳細は、「照射オーダーについて」をご確認ください。
注意事項
Henryではモダリティ種別ごとに照射オーダーを作成する必要があります。
「透視+X線撮影」のオーダーを出す場合、モダリティ種別ごとに「透視」オーダーと「X線撮影」オーダーそれぞれ作成していただきますようお願いいたします。
※以下は「透視」+「造影剤使用撮影デジタル」のオーダー例です。
※照射録の印刷はモダリティ種別ごととなりますのでご留意ください。
2.「透視」のコスト連携に対応
- 作成した「透視」の照射オーダーは、コスト連携が可能です。
- 「透視」の照射オーダーは「診療識別:70(画像診断)」で追加されます。
- 注意事項で明示した通り、Henryではモダリティ種別ごとに照射オーダーを作成する必要があります。「透視」オーダーだけでは一連の診断目的かの判断が行えないため、一連となる「X線撮影」のオーダーがある場合でも、「透視」の照射オーダーは独立した算定単位でコスト連携いたします。
- 「透視」オーダーが作成されている場合、「透視診断」の算定対象か否かに関わらず、会計コストへ連携いたします。
- 算定対象でない場合、コスト連携された算定コストの削除、または「算定しない」への変更をお願いいたします。
- 算定対象の場合は、コスト連携後に一連となるX線撮影と透視の算定単位を手動で統合していただきますようお願いいたします。
- 上記内容は、外来・入院ともに共通の内容となります。
- コスト連携の例は、以下をご確認ください。
- 照射オーダーのコスト連携に関する詳細は、「照射オーダーのコスト連携」または「外来カルテと照射オーダーの連携について」をご確認ください。
コスト連携の例
- 「腹部」に対して造影剤使用撮影(デジタル)の照射オーダーを作成する
- 「腹部」に対して透視の照射オーダーを作成する
- 造影剤使用撮影と透視のオーダーが別で作成されていること
- コストカレンダーを開き「臨床の記録を取込む」を押下する
- 診療式別:70(画像診断)で「造影剤使用撮影」「透視」それぞれが独立した算定単位でコスト連携される
- 【算定対象の場合】透視コストのメニュー、またはドラッグ&ドロップで造影剤使用撮影の算定単位へ統合する
- 【算定対象でない場合】透視コストのメニューより「算定単位を削除」する
※夜間バッチ取込みの場合、この操作は必要ありません。
※外来の場合は、会計画面で表示される「取り込む」を押下してください。
※外来の場合、算定単位の統合メニューが表示されないためドラッグ&ドロップでの統合をお願いいたします。
※外来の場合、自動算定されたコストの削除ができないため、当該透視コストを「算定しない」への変更をお願いいたします。