改善内容一覧
- 1. 特定疾患療養管理料の自動算定が出来るよう対応
- 2. 適応症(検査・処置)について、バリデーションが表示されるよう対応
- 3. 外来高額療養費多数該当の計算に対応
- 4. 新規適用開始の厚生労働省マスターに対応(2021/12/17~2022/1/12対応分)
- 5. その他軽微なバグの修正
- 6. いただいたご意見から現在取り組もうとしている改善
- 1~2か月以内に改修できるもの
- それ以降で改修予定のもの
1. 特定疾患療養管理料の自動算定が出来るよう対応
・保険情報をもつ患者に保険診療を行った場合に、特定疾患療養管理料の自動算定を行うことができます
・また、病名にフラグを付ける必要があります
・まず、保険情報が登録されている患者であることを確認し、カルテを開きます
・保険他
に診療内容を記入し、会計画面を開きます
・会計画面を開くと、特定疾患療養管理料が自動算定されます。
2. 適応症(検査・処置)について、バリデーションが表示されるよう対応
・検査と処置の適応症について、バリデーションでアラートがでるようになりました!
3. 外来高額療養費多数該当の計算に対応
・限度額認定証の登録時に「多数該当」にチェックをつけることで、会計すると多数該当の上限で計算できるようになりました。患者情報の公費・保険
タブにある限度額認定証から追加します。
・「多数該当」にチェックを付けない場合は、会計の際に普通回の上限で計算されます
・限度額認定証には下の画像のように表示されます。「多数該当」にチェックした場合「多数回」と表示され、チェックしない場合は「普通回」と表示される。
4. 新規適用開始の厚生労働省マスターに対応(2021/12/17~2022/1/12対応分)
- 2021/12/31より適用の診療行為マスターの変更に対応しています。
- SARS-CoV-2抗原検出(定性)
160229850
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 準用する点数が「マイコプラズマ抗原定性(免疫クロマト法)の所定点数4回分」から「マイコプラズマ抗原定性(免疫クロマト法)の所定点数2回分」に改められ、該当する算定項目がなかったため新設された。
- SARS-CoV-2抗原検出(定量)
160229950
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 定量検査に関する詳細が定められ、準用する点数が「HIV-1抗体(ウエスタンブロット法)の所定点数2回分」に改められたため、該当する算定項目がなく新設された。
- SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出(定性)
160230050
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 準用する点数が「マイコプラズマ抗原定性(免疫クロマト法)の所定点数4回分」から「単純ヘルペスウイルス抗原定性(角膜)の所定点数2回分」に改められ、該当する算定項目がなかったため新設された。
- SARS-CoV-2核酸検出(検査委託)
160229450
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 準用する点数が「SARSコロナウイルス核酸検出の所定点数4回分」から「SARSコロナウイルス核酸検出の所定点数3回分」に改められ、該当する算定項目がなかったため新設された。
- SARS-CoV-2核酸検出(検査委託以外)
160229550
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 準用する点数が「SARSコロナウイルス核酸検出の所定点数4回分」から「HCV核酸検出の所定点数2回分」に改められ、該当する算定項目がなかったため新設された。
- SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出(検査委託)
160229650
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 準用する点数が「SARSコロナウイルス核酸検出の所定点数4回分」から「SARSコロナウイルス核酸検出の所定点数3回分」に改められ、該当する算定項目がなかったため新設された。
- SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出(検査委託以外)
160229750
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき新設
- 準用する点数が「SARSコロナウイルス核酸検出の所定点数4回分」から「HCV核酸検出の所定点数2回分」に改められ、該当する算定項目がなかったため新設された。
- 2021/09/01より適用の診療行為マスターに対応しています。
- 胸腔鏡下弁形成術(1弁)
150399710
- 胸腔鏡下弁形成術(2弁)
150399810
- 胸腔鏡下弁形成術(1弁)(内視鏡手術用支援機器使用)
150406410
- 胸腔鏡下弁形成術(2弁)(内視鏡手術用支援機器使用)
150406510
- 胸腔鏡下弁置換術(1弁)
150399910
- 胸腔鏡下弁置換術(2弁)
150400010
- 「「「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について」の一部訂正について」に基づき変更
- 左心耳閉鎖術を算定するにあたり、併せて実施する必要のある診療行為かの判断が「左心耳閉鎖術(開胸手術)を算定するにあたり併せて実施する必要のある診療行為」から「左心耳閉鎖術(胸腔鏡下手術)を算定するにあたり併せて実施する必要のある診療行為」へ変更された。
- 不整脈手術(左心耳閉鎖術)(胸腔鏡下手術)
150424650
- 「「「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について」の一部訂正について」に基づき変更
- 左心耳閉鎖術を算定するにあたり、併せて実施する必要のある診療行為かの判断が「左心耳閉鎖術(開胸手術)自体」から「左心耳閉鎖術(胸腔鏡下手術)自体」へ変更された。
- 2022/01/01より適用の診療行為マスターに対応しています。
- BRAF遺伝子検査(肺癌)(次世代シーケンシング)
160222310
- METex14遺伝子検査(次世代シーケンシング)
160223650
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1228第1号)」に基づき変更
- 検査方法の詳細を「次世代シーケンシング」と設定されたことにより、検査名称が変更された。
- BRAF遺伝子検査(肺癌)(次世代シーケンシングを除く。)
160230150
- METex14遺伝子検査(次世代シーケンシングを除く。)
160230250
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1228第1号)」に基づき変更
- 次世代シーケンシング検査に関する項目が独立して設定されたことにより、次世代シーケンシング以外の方法による検査に該当する算定項目がなかったため新設された。
- EGFR、ROS1、ALK、BRAF、METex14(同時実施)
160230350
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1228第1号)」に基づき変更
- 肺癌の患者に対して上記検査をリアルタイムPCR法により同時に実施した場合に該当する算定項目がなかったため新設された。
- 肺炎クラミジア核酸検出
160230450
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1228第1号)」に基づき変更
- 肺炎クラミジア感染の診断目的で核酸検出検査を実施した場合に該当する算定項目がなかったため新設された。
- 2021/12/31より削除となる診療行為マスターに対応しています。
- SARS-CoV-2抗原検出
160223550
- SARS-CoV-2抗原検出(定量)
160224250
- SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出
160226450
- SARS-CoV-2核酸検出(検査委託)
160223350
- SARS-CoV-2核酸検出(検査委託以外)
160223450
- SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出(検査委託)
160224750
- SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出(検査委託以外)
160224850
- 「検査料の点数の取扱いについて(保医発1210第1号)」に基づき削除
- 感染状況や医療機関での実施状況を踏まえ見直しが行われ、項目内容がが改められたため削除となった。
- 2022/1/1以降の診療に適用の傷病名マスターに対応しています。
- 復活傷病名
1語
- 追加傷病名
217語
- 項目内容変更傷病名
49語
- 廃止傷病名
9語
(経過措置として使用期限を2022/12/31としています) - 2022/1/1以降の診療に適用の修飾語マスターに対応しています。
- 追加修飾語
10語
- 2022/1/7より適用の医薬品マスターに対応しています。
- 薬価基準収載医薬品の商品名医薬品コードの新設
1件
- シザナリン配合点滴静注液 2mL
621480003
- エタノール
5項目
が神経破壊剤に係る対象医薬品に変更された - 医科電子点数表テーブルの更新に対応しています。
- 2022/01/01 新設
- 背反関連テーブル(同一月)
12件
- 背反関連テーブル(同時)
4件
- 算定回数テーブル
3件
- 包括・被包括テーブル
150件
- 補助マスターテーブル
4件
- 2020/04/01 変更
- 背反関連テーブル(同一月)
4件
- 算定回数テーブル
1件
- 包括・被包括テーブル
37件
- 補助マスターテーブル
1件
- 2020/06/01 変更
- 背反関連テーブル(同一月)
5件
- 算定回数テーブル
1件
- 包括・被包括テーブル
37件
- 補助マスターテーブル
1件
5. その他軽微なバグの修正
・院内処方で、処方量を変更するため再度開くと量がリセットされてしまうバグを、前に出したオーダーが表示されるように修正
・オーダー編集時に頓服の数量に生じる不具合を修正
6. いただいたご意見から現在取り組もうとしている改善
1~2か月以内に改修できるもの
- 受付時の患者2重登録対応
- バリデーション: 併算定
- バリデーション: レセプトコメント漏れ
- 自動算定: 特定疾患療養管理料
- 自動算定: レセプトコメントの追加
それ以降で改修予定のもの
- 外部機器連携のショートカットキー対応
- テンプレートの中身を展開して閲覧できる
- コストや処方入力を一覧で表示する
- カルテエディターの改善