今回ご案内している内容は開発中の機能であり、変更が生じる場合があります。
また、ご案内文書に記載されている画面情報は、医療機関様で表示が異なる場合があります。
上記2点について、予めご了承いただきますようお願いいたします。
改善内容一覧
外来の自動算定時に入院の算定履歴を参照するよう対応
- 現在、外来自動算定時に入院の算定履歴を参照することができません。そのため、入院・外来通して背反や算定回数上限のある項目を先に入院で算定している場合でも、外来診察時に初めての算定と判断され、再度自動算定されてしまいます。
- この場合、背反や算定回数上限を超えて算定していることを示す警告メッセージが表示されますが、自動算定された項目を「算定しない」へ手修正する必要があります。
- 本リリース以後、外来自動算定時に入院の算定履歴を参照し、入院で算定した診療行為に背反する場合や、算定上限回数を超える場合は、自動算定を行わないよう対応いたします。これにより、手修正の手間がなくなり、より適切な自動算定が可能となります。
変更後の自動算定例
- 入院で検体検査を算定し、検査判断料が自動算定される
- 同月の外来診療で検体検査を行った場合、入院の算定履歴を参照し同月2回目の検体検査と判断し、検査判断料の自動算定は行わない
- 手入力で検査判断料を追加すると、会計画面にて同月1回しか算定できないことを示す警告メッセージが表示される
変更前(現在)の自動算定例
- 入院で検体検査を算定し、検査判断料が自動算定される
- 同月の外来診療で検体検査を行うと、同月の外来では初めての検体検査なので、同月初回と判断し、検査判断料が再度自動算定される
- 検査判断料は1ヶ月に1回までしか算定できないため、外来会計時に警告メッセージが表示される
- 自動算定された検査判断料を「算定しない」へ修正し精算を行う必要がある