改善内容一覧
- 1.会計日報の新様式に対応
- 1-1.窓口売上日報に対応
- 1-2.経営日報に対応
- 1-3.精算履歴日報に対応
- 1-4.PDFでのダウンロードに対応
- 2.一部返金に対応
- 2-1.保険外診療の金額をマイナス金額で設定できるよう対応
- 2-2.精算の初期化に対応
- 2-3.領収書のレイアウト変更に対応
- 2-4.未精算、過入金・未収金の表現文言の統一に対応
- 3.患者一部負担金の免除・猶予期間の設定に対応
- 3-1.免除・猶予期間の設定に対応
- 3-2.一部負担金の計算に対応
- 3-3.レセプトへの出力に対応
- 4.その他軽微なバグの修正
- 5.地方公費に対応
1.会計日報の新様式に対応
Henry上の画面ではなく、別のページから確認するサービスになります。
各医療機関様ごとに専用のページがございますので、別途担当よりご案内させていただきます。
操作方法のご説明にお伺いすることも可能ですのでお気軽に担当者にお申し付けください。
Henryの中にある「分析」から出力される「会計日報」に今回の変更は反映されておりません。今後はこの新しい日報でご使用されることを想定しておりますので、Henryの中の「会計日報」は使用を控えていただけますと幸甚です。
新しい日報からもエクセルやCSVの形式でデータを出力することは可能になっています。
1-1.窓口売上日報に対応
- 選択した日時に「領収した金額」を把握するための日報です。
- 開始日と終了日を選択して頂くことで、任意の日付の日報を確認することが可能です。
- 表示選択した日に診療を行っていなくても、未収金を回収したり返金したりした金額も含まれます。
- 当日のレジで回収した金額との一致を確認するためにご活用いただければと思います。
1-2.経営日報に対応
- 選択した日時の「診療した患者数」「保険点数」「売上合計」を把握するための日報です。
- 窓口会計日報と同様に開始日と終了日を選択して頂くことで、任意の日付の日報を確認することが可能です。
- 表示選択した日に診療していない患者様は集計にカウントされません。
- 日々の診療点数や患者数、新患の数を確認し経営分析に活用するためにご活用いただければと思います。
1-3.精算履歴日報に対応
- 複数の精算が行われており、細かく履歴を追いたい請求を確認するための日報です。
- 1つの請求に対して複数の精算が行われた場合、全ての精算の記録が表示されます。
- 例:1080円の請求に対し100円、300円、680円と支払いを行った場合
- 1人1人の患者様の精算を細かく確認するためにご活用いただければと思います。
- 窓口会計日報と同様に開始日と終了日を選択して頂くことで、任意の日付の日報を確認することが可能です。
※1つの請求に対して複数日に渡って支払を行っている場合、過去の支払を把握するためには左上の日付選択部分で診療日を含めた期間を選択する必要があります。
1-4.PDFでのダウンロードに対応
- 各日報をCSVやExcel、PDFでダウンロードすることが可能です。操作方法はどの日報画面から行っても同様になります。
- CSVやExcelでのダウンロード方法は以下の通りです。
- ダウンロードしたい集計の右上に表示される「
...
」をクリック - メニュー画面より
エクスポート
を選択 - データのエクスポート画面より任意のファイル名・形式を選択し
エクスポート
を押下 - 選択した形式のデータがダウンロードされる
- PDFでのダウンロード方法は以下の通りです。
- 画面上で右クリックしPDF形式でページをダウンロードを押下
- ダウンロード設定画面よりダウンロードしたいページやオプションを設定し
ダウンロード
を押下 - 選択した内容のPDFがダウンロードされる
2.一部返金に対応
2-1.保険外診療の金額をマイナス金額で設定できるよう対応
- 保険外診療の金額をマイナス金額で設定できるようになりました。
- マイナス金額で設定した保険外診療項目を用いて、任意の金額で減額、返金の対応が可能です。
2-2.精算の初期化に対応
- コストが誤った状態で精算確定してしまった場合に、精算の初期化が行えるようになりました。
- 精算初期化の手順は以下の通りです。
- 会計履歴一覧より取り消したい会計日時横の「
...
」を押下する - 操作メニューより、「
精算を初期化する
」を選択 - 精算が初期化されると「
領収金
」の金額が0円にリセットされ、「未収金
」が表示される - リセット後、会計画面に戻ると右下のボタンが「
再精算
」と表示される - 「
再精算
」より精算の確定
を行うと、初期状態と同じ様式の領収書が発行される
2-3.領収書のレイアウト変更に対応
- 領収書のレイアウトが一部変更になりました。
- 領収金額と金額数字の文字サイズが大きくなりました。
- 「領収金額」が上位に表示され、「合計請求金」は「合計金額」という表示に変更になりました。
- 「未収金」が発生した場合、「領収金額」の下に表示されます。
- 「合計金額」「未収金」は太字での表示ではなくなり、「領収金額」が強調されます。
- コストの取り消し等により返金になった場合は、満額領収済みの請求書と返金用のマイナス請求書の2枚が出力されます。
- 精算確定画面
- 満額領収済みの請求書
- 返金用のマイナス請求書
- 保険と自費で領収書が2枚に分かれる場合は、それぞれの領収書に「領収金額」「合計金額」が表示されるようになります。
- 保険
- 自費
- 保険と自費で2枚の領収書が発生し、一部入金額が保険診療分より多い場合は自費の領収書にのみ未収金が印字されます。
- 保険
- 自費
- 保険と自費で2枚の領収書が発生し、一部入金額が保険診療分より少ない場合は保険と自費の領収書の両方に未収金が印字されます。
- 保険
- 自費
※保険の領収書のみに記載されていた領収済み金額は印字されなくなります
2-4.未精算、過入金・未収金の表現文言の統一に対応
- 会計履歴一覧画面の表記が、未精算の種類に応じ「過入金」「未収金」と表示されるようになりました。
- 未収金
- 過入金
- 精算確定画面の「過入金・未収金」の表記が領収金額に応じ「過入金」「未収金」と表示されるようになりました。
- 未収金
- 過入金
3.患者一部負担金の免除・猶予期間の設定に対応
3-1.免除・猶予期間の設定に対応
- 保険情報一覧画面に「減免・猶予証明書」の欄が追加されました。
- 「減免・猶予証明書」の追加画面より、該当する減免区分・該当期間を設定することが可能です。
- 減免区分は「減免」「免除」「支払猶予」より該当する項目を選択してください。
- 登録した内容の削除、期間の修正も可能となっています。
3-2.一部負担金の計算に対応
- 減免期間中は一部負担金が0円で計算されます。
3-3.レセプトへの出力に対応
- 減免が設定されている期間内のレセプトには特記事項に「
96(災1)
」が出力されます。
- 「
災1
」のフリーコメントが診療区分01
で出力され、摘要欄の先頭に記載されます。
- 療養の給付欄、保険の行の一部負担金額欄は空欄となり、減免区分が出力されます。
- 同月に減免対象期間と減免対象外期間が存在する場合は、それぞれの期間で別のレセプトが出力されます。
4.その他軽微なバグの修正
小児科外来診療料
と小児抗菌薬適正使用支援加算
の算定単位をまとめることが出来ない不具合の修正に対応いたしました。難病外来指導管理料
の包括期間の修正に対応いたしました。単純撮影(イ)の写真診断
と単純撮影(ロ)の写真診断
において算定部位に対応した部位コメントが表示されるよう修正対応いたしました。
5.地方公費に対応
- 静岡県の地方公費の一部負担金計算に対応いたしました。
- Henryで対応している地方公費は以下の都道府県となります。
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 群馬県
- 鹿児島県