[2024/08/07リリース予定] [入院]介護医療院からの医科保険入院症例に対応いたします!

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今回ご案内している内容は開発中の機能であり、変更が生じる場合があります。 また、ご案内文書に記載されている画面情報は、医療機関様で表示が異なる場合があります。 上記2点について、予めご了承いただきますようお願いいたします。

改善内容一覧

『自院の介護医療院と自院の医療病床の起算日が同一日になる場合』の介護医療院滞在期間のコメントを自動出力します

概要
  • 自院で介護医療院と医科保険に対応する医療病床を保持している医療機関は、介護医療院を退院→即日医療病床に入院とするケースが存在します。
  • そのような症例は、医科レセプトの摘要欄に介護医療院の滞在期間をコメントとして出力する必要があります。
  • 今回の機能追加により、介護医療院の滞在期間を入力するフォームがつくられ、医科レセプトの摘要欄に自動でコメントが反映されるようになります。
  • また、様式1及び様式4の出力の場合、介護医療院の滞在期間は反映されないように自動で処理がなされます。(データ提出の仕様として介護医療院の期間のデータは作成不要となるため)

1.医科レセプトの摘要欄に介護医療院の滞在期間を自動で出力します

前提事項

介護医療院「令和6年7月2日~令和6年7月9日」から医療病床「令和6年7月10日~令和6年7月28日」に移動した患者についての具体的操作手順を以下に記載します。

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①:「入院患者を追加」の画面で「病棟」の項目から「介護医療院」を選択します。

※初めて「介護医療院」を選択する場合には、まずヘンリーにお問い合わせいただき、病棟情報に新規で登録する必要がございます。

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②:「介護医療院」を選択すると「退院日」「起算日」の入力項目が追加された新しい「入院患者を追加」画面が表示されるので、「退院日」「起算日」等の必要事項を入力します。なお、「担当医師」「診療科」「病室」はヘンリー導入時に登録したダミーデータをご入力ください。

 また、ここでいう「起算日」とは、入院期間を通算する医療病床における起算日をご入力ください。

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③:追加を押下すると介護医療院の滞在期間が登録されるが、入院会計の表示には出現しない。通常の医科入院の違い、コストカレンダー(以下、コスカレ)は作成されず、滞在期間のみを入力するのみで完結します。(※入院日と退院日を同時に入力処理できるため、介護医療院期間の作成は、医療病床入院直前(7/10)作成しても問題ございません。また、先に医療病床入院の登録をしたあとでも当月の清算をするまでならば、介護医療院の登録を後で行っても問題ございません。)

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④:次に介護医療院から移動した後の医療病床の記録を「入院患者を追加」の画面で作成します。

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⑤:医療病床分のコスカレ画面から、起算日を介護医療院の入力画面で登録したものと同じ日付で登録します。

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⑥:そのまま通常の医科保険症例のようにオーダー・コストを反映して清算します

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⑦:「レセプト・日報」画面で当該の症例のレセプトを表示すると、レセプトの摘要欄に「令和6年7月2日~令和6年7月9日(介護)」というコメントが自動的に生成されます。

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重要

記の説明では、「介護医療院→医療病床」の順の同一起算日の例を説明しましたが、「医療病床→介護医療院→医療病床」の順で同一起算日になる例も同様にそれぞれの滞在・入院期間を登録すれば、レセプトの摘要欄に「令和6年7月11日~令和6年7月17日(介護)」というコメントが自動的に生成されます。

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2.介護医療院の滞在期間は様式1及び様式4は作成されません

  • データ提出加算のデータ提出の対象は、医療病床の症例のみであるため、介護医療院の滞在期間の様式1及び様式4の作成は不要となります。
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    【※出典:2024年度 DPCの評価・検証等に係る調査(退院患者調査)実施説明資料 P.7】

  • 介護医療院と医療病床で起算日が同一日の場合、介護医療院の滞在期間を除いて、医療病床の入院期間のみで様式1及び様式4を自動作成します。
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