今回ご案内している内容は開発中の機能であり、変更が生じる場合があります。
また、ご案内文書に記載されている画面情報は、医療機関様で表示が異なる場合があります。
上記２点について、予めご了承いただきますようお願いいたします。
改善内容一覧
1. 外来カルテ画面からの処方箋の発行に対応します
- これまで会計確定時（医事課の操作）でしか処方箋を発行できませんでしたが、会計確定前の外来カルテ画面（診察室での医師の操作時点）で処方箋を発行できるよう対応しました。
- 未来日の外来カルテ画面でも処方箋を発行可能です。ただし、処方箋の交付年月日は一律、外来カルテの日付を出力しますのでご留意ください。
- 診療のステータス（例えば、「診療を開始」ボタンの押下前など）に関係なく、外来カルテ画面に処方のコストブロックがあれば処方箋を発行します。
- 操作方法
- 外来カルテ画面で処方のコストブロックを入力していただいたのち、受診日時の横にある「・・・」ボタンを押下すると「処方箋を印刷」ボタンを表示します。
- 「処方箋を印刷」ボタンを押下すると印刷プレビューを表示し、プレビュー画面の右下部分にある「印刷」ボタン、または処方箋プレビューの右上部にあるプリンターボタンを押下すると、指定しているプリンターから処方箋を発行します。
処方箋に印字される保険情報について
- 既存の会計確定時に印刷する処方箋は、外来会計画面で指定した保険組合せの情報をもとに、処方箋の保険情報を印字します。
- 今回新たに対応した外来カルテ画面から印刷する処方箋は、処方日（当該患者の受付および外来カルテ作成日）時点で患者情報で登録されている有効な保険情報を基本の保険組合せとして、処方箋の保険情報を印字します。
- 国保を有効な保険情報として登録されている場合：
- 社保と難病公費を有効な保険情報として登録されている場合：
- 処方日（当該患者の受付および外来カルテ作成日）時点で有効な保険情報がない場合：
保険情報パターンごとによる印字事例
処方箋の保険者番号および被保険者証の記号・番号に国保の情報を印字した処方箋を発行します。
処方箋の保険者番号および被保険者証の記号・番号に社保の情報を、公費負担者番号および受給者番号に難病公費の情報を印字した処方箋を発行します。
保険者番号等の保険情報がすべて空欄の状態（自費診療を受けた場合と同じ状態）の処方箋を発行します。
注意事項
例えば、難病公費を持っている患者で１回の処方内に公費適用とそうでない医薬品が混在する場合や、保険証忘れで自費診療を行った場合など、基本の保険組合せではない処方箋を発行する場合は、これまで通り会計時に保険組合せを調整していただき、会計確定時に処方箋を印刷していただきますようお願いいたします。
処方箋に印字される負担割合について
- 外来受付および外来カルテから処方箋を発行する際、負担割合の欄は表示しません。
- 会計確定後の処方箋については、これまで通り負担割合を印字します。
※ 会計確定後の処方箋についても、負担割合を印字しないよう今後対応予定です。
2. 外来受付画面から処方箋の一括発行に対応します
- 外来カルテ画面からの処方箋発行のほか、外来受付画面からの処方箋一括発行にも併せて対応しました。
- 一括発行される処方箋のレイアウトや注意点は外来カルテ画面から発行する処方箋と同じです。
- 操作方法
- 外来受付画面で発行対象の日付を選択します。
- 一覧の右上部にあるプリンターボタンから「処方箋を印刷」を選択します。
- 外来受付画面の一覧上に表示されている患者が発行対象となります。
- 受付進捗の切り替え、または担当医師や来院方法などでソートしていただき、一覧上に表示される患者を調整していただくと、発行対象となる患者も調整可能となります。
- 例えば前述添付の一覧の例で、来院目的をすべてから訪問診療でソートしてから「処方箋を印刷」ボタンを押下しますと、来院目的が訪問診療となっている患者2件分を発行対象とすることができます。
- 処方入力未完了患者がリストアップされた画面を表示します。
- リストアップされた患者の中に入力忘れの患者がおられる場合は、「閉じる」ボタンを押下すると一覧画面に戻りますので処方の入力、見直し等を行ってください。
- リストアップされた患者が処方の入力不要な患者のみの場合など、特に問題がない場合は、そのまま「入力完了分のみ印刷」ボタンを押下し進んでください。
- 処方箋の一括印刷プレビューを表示します。 右下部の「印刷」ボタンを押下すると表示されている処方箋全件を一括発行し、処方箋プレビューの右上部にあるプリンターボタンを押下すると対象の処方箋のみを発行します。
ポイント
一覧上に処方のコストブロックがある患者とない患者が混在する場合
